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レジュメ@スクラム開発

休日の取り方にも現れる特徴

2017-11-09

開発メンバーがプロジェクト遂行に関わるスクラムは、非常に効率の良いアプローチであることで知られている。プロジェクトの遂行がリーダーによるトップダウン方式ではなく、作業を進めるメンバー自身がその進捗状況をチェックして修正するという方式であるためだ。比較的短期間で重要な案件を先に終わらせるスタイルであることから、無駄なくクライアントが求める品質を提供することが可能となる。

そしてメンバー自身が必要とあれば、必要な時に必要な仕事を行うのもスクラム開発の特徴と言える。遅れている部分に集中する必要がある時、たとえ休日であっても必要性が高いなら仕事を入れることになるのだ。その意味では一定してゆっくり休息を取ることは難しいかもしれない。ただし、週末に限らず余裕が出れば休日を入れることも可能なのもこのスタイルの働き方である。その辺は臨機応変にできるので、これまでの常識に縛られない働き方も可能になるだろう。働く時には働く、そして休める時には休むというわけだ。

このような柔軟性があるからこそ、目的に向かってメンバ―全員が団結して取り組むことができる。そしてまた、仕事とプライベートとをきっちりと線を引くことでメリハリをつけられるのもこのスクラム方式の特徴である。割り切ることで他のメンバーに遠慮せずに休みも取れるし、あるいは自分だけ仕事に取り組むこともできるだろう。必要な時に必要なことをする、その割り切りが重要な要素とも言える。